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胃がんの症状ですが、特有な自覚症状はありません。早期胃がんの多くは無症状で、一般には腹部痛、腹部膨満感、食欲不振を契機に、胃カメラやバリウムの検査で偶然に発見されます。
進行がんになると体重の減少や、下血や吐血といった消化管の出血などがみられ、触診で、上腹部に硬い腫瘤を触れることもあります。腹水がたまったり、体表にリンパ節が触れるような場合は、がんが全身に転移したことを示し、このような場合は手術の対象外になります。
胃がんの検査はバリウムによる検査もありますが、今は内視鏡の細径化と電子スコープの普及が進み、組織の採取が可能な胃カメラの検査が主流です。良性と悪性の最終診断は内視鏡で生検し、病理医の組織診断で決まります。
ただし、病理診断は良性と悪性の診断であり、これだけではがんの進行度を決定することはできません。深達度を評価するためには、内視鏡の肉眼所見に加えて超音波内視鏡が有用で、胃外への転移の有無を知るためにCTを行います。
いわゆる腫瘍マーカーは、胃がんではCEAやCA19―9と呼ばれるものなどが使われますが、全例で陽性になるわけではなく、また早期診断には無効であり、主に再発予測など進行がんの術後の経過観察に用いられます。
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